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コノハナサクヤ 種族 海種 ジョブ アタッカー タイプ ヤオヨロズ HP 450 ATK 70 DEF 70 PSY 60 コスト 40 召喚 なし 武装 なし 血晶武装 タワーアプローチAS 称号 朱き神事の編纂者 「……それにしても、何故こんなことに……ふぅ、少し休憩しましょう……」 疲労に足をふらつかせた咲耶姫は、息を吐くと石段に腰を下ろし、 “木の根”に寄りかかりました。 常世で出会った紅蓮の瞳をもつ青年により、アメノトリフネに力を授かった咲耶姫は、 再会した知流姫を常世の守りに残し、行方の知れぬ姉―― 磐長姫のか細く残る気配を辿り、常世を旅立ちました。 そうして訪れた世界は、なんと故郷なる現世――良かった……帰っていたのですね。 ならばすぐに会えるはず――そう意気揚々と船から降りた咲耶姫は目を見張りました。 そこは、まるで見慣れぬ世界となっていたのです。 巨大な城の如き建物で囲まれた都は、右を見ても左を見てもおびただしいほどの人で溢れかえり、 地は石で覆われ、愛でるべき草花は道の脇に遠慮がちに残る程しか見受けられませんでした。 長いこと清らかな霊峰の加護を受け過ごしてきた咲耶姫にとって、 そこはとても息苦しい世界でした。 なんとか神力を保てる場所といえば、街の建物を貫くように蔓延る、 今寄りかかるこの巨大な“木の根”の傍くらいのもの――。 「……ですが、こうしてはいられません。早くお姉様を見つけなければ…… あの方、放っておくとすぐ何処かへお嫁に行ってしまうのですもの。 きっとあともう少し……頑張ってたどり着かなくては――」 咲耶姫は己を鼓舞しえいやと立ち上がると、 「“まなたわー”に!」 そう拳を握り、再び歩き始めました。 そう、このようなとき、咲耶姫はどのようにすべきかを既に知っていました。 以前訪れた世界でも同じように霊質が合わずに力を失うことがありましたが、 そのとき、近付くだけで活力が湧いてくる不思議な樹が助けとなってくれたのを思い出したのです。 そして咲耶姫は偶然にも、行き交う人々が、口々にその名を口にするのを耳にしていたのでした。 “まなたわー”にさえたどり着けばきっと神力も回復し、 そこを拠点として姉様を探すことも叶うはず―― 咲耶姫は鉛のように重く感じる身体を引きずりながら、その名を口にした人々の流れに乗り、 必死に歩を進めました。 少し歩き、“木の根”を見つけては休み、時に人ごみに翻弄されながらも、 やっとそこに辿りついたのは、既に日も沈もうとする頃――咲耶姫は、“たわー”を見上げました。 「……これが……なんて大きい……」 夕日に照らされ、元ある燈色をさらに朱く染めた巨大な“たわー”―― しかしそれは鉄で出来ており、神力どころか生命の躍動すら感じぬものでした。 「そんな……これでは……」 唯一の望みも断たれた咲耶姫は、へなへなとその場に座り込んでしまいます。 ただでさえ神力の発せぬ土地で、ましてや自分は神――今の弱った体では、 人々の目に触れ、助けを求めることもできません――と、そんな時でした。 ――どう……しましたか? 顔をあげると、ひとりの青年が、咲耶姫の前で屈みこみ、顔を覗き込んでいました。 「……っ!? あなたには、私が見えるのですか……?」 そう言ってみて、咲耶姫ははっと目を見開きました。 その青年の両の瞳の奥からは、わずかに“紅蓮の光”がこぼれだしており、 その面立ちは、常世で出会った青年とそっくりだったのです。 ~『紅編日本書記』より~ 身長 1.58[meter] 体重 恥ずかしい…です 主な生息域 富士山 姉 イワナガヒメ 妹 コノハナチルヒメ 辿り着いた場所 東京タワー イラストレーター オサム CV. 荒川美穂
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9S ヨルハ九号S型 種族 海種 ジョブ マジシャン タイプ NieR Automata HP 400 ATK 50 DEF 60 PSY 40 コスト 30 召喚 なし 武装 なし 血晶武装 ハッキング 称号 人形達ノ記憶 【119450502】廃墟都市で超大型兵器との交戦中に敵が自爆攻撃を行い、都市中央部に大きな崩落が発生。 同時に、長期に渡って観測されなかったエイリアン反応が確認され、司令部からの調査司令が下った。 敵の自爆攻撃直前に共鳴するような大きな音が観測されたが、観測データを分析したところ、 あの大きな音が崩落の主要因である事が判明。 つまり、あの機械達は音響攻撃によってわざと崩落を引き起こし、その後自爆したものと推定される。 この事から、機械生命体がエイリアン反応をわざと伝えている可能性 =我々アンドロイドをおびき寄せる罠である危険性が高いと判断し、司令部に報告をした。 だが、司令部とエイリアンに関する情報も隠されている部分が多く、 情報流通経路をそのまま信用していいのか判断がつかない。 また、機械生命体の学習進化はネットワーク上での活動にも適応される為、 2ヶ月前から Lv4 以上のワクチン使用制限がかかっており、情報不足に拍車がかかっている。 いずれにせよ、2Bの機能保全を最優先にする事にした。 【119450626】[No Data] 身長 160[cm] 体重 129.9[kg] スリーサイズ 61-53-73cm 所属 ヨルハ部隊 性格 好奇心旺盛 瞳の色 くすんだ青色 イラストレーター ©2017 SQUARE ENIXILLUST:吉田明彦(CyDesignation) CV. 花江夏樹
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ベス・ピノ 種族 人獣 ジョブ アタッカー タイプ 処刑人 HP 400 ATK 60 DEF 40 PSY 50 コスト 30 召喚 なし 武装 なし 血晶武装 チェイスダメージアップ 称号 RED HOT GUN あたいは、“奴ら”を追っていた。 ギルドを裏切った“奴ら”を処刑する――それがあたいの目的であり仕事だった。 名前を欲しがったり、捨てたがったり、個を奪う暗殺者でありながら、 “名前”なんて個に縛られる“奴ら”のことを思い出すたび、胸糞の悪さに首が痒くなった。 特に『チェイサー』――あたいの直属の上だったあいつ――あたいを犬のように使うだけ使い、 ザフーが落ちた途端に姿をくらましやがったあいつだけは絶対に許すわけにはいかない。 あたいは“名前”を否定する。 “名無し”のあたいが、あの糞ったれの“名前持ち”どもを惨めに切り刻んでやるのさ―― それが、どこで間違った……なぜあたいはこんなところで―― 「あんた、血の匂いが濃いな?」 「……あっちへ行きな。酒が不味くなる」 「へへ、そう邪険にするなよ。わかるんだ。あんたも“こっち側”の人間だろ?」 「一緒にするんじゃないよ――首を、落とされたいのかい?」 「お~っと、怖いねぇ。武器をしまえよ」 「……あん? あたいは抜いちゃいないだろ」 「抜いてるさ、その飛び切り鋭いハサミみてぇな“殺気”、オレじゃなきゃあ死んじまってるぜ?」 「……ねぇ」 「てめぇは黙ってな――ヘイ、赤いコヨーテ。あんたはそんな血に飢えた獣面気取ってやがるがよ、 それでいてその金髪、少しばかり高貴な顔立ちが面白れぇ。そうだな…… あんたがどうしても名乗らねぇってんなら、このオレがぴったりの名前を付けてやるよ―― 『エリザベス』ってなどうだ? はは、高貴すぎか? なら『べス』、サービスでオレが飼ってた犬の名前もつけてやるぜ。なぁ、どうだ『べス・ピノ』?」 「……ちっ、ガキが……」 「あ゛? 今なんて――」 「ねぇってば……」 「うるっせぇぞボニー!! 今大事な話をしてんだ、邪魔すんな!――へっ、連れがすまねぇな」 「クライドぉ、もうやめようよ。この人困ってるよ?」 「あぁ!? 困ってるもんかよ! みろ、こいつのハートはオレのハードトークでもうグラグラだぜ! オレの目は確かさ、こいつはかなりのワルだ―― なぁ、だからよべス公、オレの新生『バロウ・ギャング』入ってよ、悪の限りを尽くそうぜ?」 ――こんな糞ガキに、“名前”をつけられるとはね。 放浪の処刑人は、もう浮かべ方も忘れていた笑みを、くすりとこぼした。 ~『俺たちに明日はいらない』より~ 身長 1.8[meter] 体重 55[kg] かつての所属 ザフー暗殺者ギルド 任務 脱走者の処刑 標的① リータ・パティス 標的② チェイサー・エラン イラストレーター naked CV. 内海祐紀
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ファウスト博士 種族 魔種 ジョブ マジシャン タイプ アルケミスト HP 400 ATK 60 DEF 40 PSY 50 コスト 30 召喚 なし 武装 なし 血晶武装 ハイコストアップA 称号 不明 ああ、「止まった時」が動き出してしまったようだ。 僕は今までどこで何をしていたのかな? 大事な契約を果たさずに一体何をしているのやら、 メフィストの奴を問い質したいところだが、どうやらここには居ないらしい。 どうにも記憶がぼんやりしていけないが、どうせ僕のことだ。 この世のあらゆる享楽とあらゆる悲哀を、 星と悪魔と錬金の限りを尽くして味わおうとしていたに違いない。 それなのに、「時よ止まれ」と願った僕は、 いったい何を「美しい」と思ってしまったのだっけ? 何も思い出せないが、僕が「ここ」に帰ってきたのにはきっと意味がある。 それは僕が願ったことか、はたまた彼女が願ったことか――“彼女”? 彼女とは誰だろう? “帰ってきた”? 僕が? どこから? ああ、どうにも何もわからない。何もかもが夢のようで、それが何とも楽しいね。 右と左が左と右か、何もかもがわからない、そんな時はどうするか―― やはり友を頼るとしよう。 彼はとっても長生きだから、きっと今も苦虫を噛み潰したような顔で、 汚い宝石でも綺麗に磨いているに違いない。 “彼ら”はみんな“石”に夢中―― 僕はね、こんなに何も覚えていないのに、何故だか“石”のことは知っている。 何をすべきか分かってる。 『錬金の紳士同盟』諸兄、君らは“無理”と笑ったが、見てごらん? こうして僕は二本の足で立っている。 僕はね、何も思い出せないながらも、こうして“石”の真実を持ち帰ってきたのだよ。 友の愛するあの“宝石お化け”は、そんな僕をやっぱりトンチキ坊やと笑うかな? そんな時には言わせてもらおう――錬金とはね、無理と括っては始まらない。 穴の開いたカップにお茶を注いで飲むようなものなのさ。 あぁ、もう一度言おう。「止まった時」が動き出した! さぁ、ロマンティックに行こうじゃないか! 身長 1.85[meter] 体重 69[kg] 出身校 ハイデルベルグ大学 性格 ポジティブな天才気質 嫌い 退屈 特技 占星術 イラストレーター 麻谷 知世 CV. 内匠靖明
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紅編日本書記 神族002:アマテラス ECRアマテラス 神族018:ククノチ 海種003:わだつみ 海種004:イワナガヒメ 海種009:コノハナサクヤ ECRコノハナサクヤ 海種010:オオモノヌシ 不死001:イザナミ
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アラネア 種族 魔種 ジョブ アタッカー タイプ FFXV HP 550 ATK 100 DEF 80 PSY 80 コスト 60 召喚 なし 武装 なし 血晶武装 シュトースシュペーア アーツ エア・スペリオリティ 範囲内にいるターゲット中の敵ユニット1体と、その周囲の敵ユニット全てに「自身の攻撃力に応じたクリティカルダメージ」を与える。 称号 選ばれし王の仲間達 「…残念、時間過ぎちゃった」 「ハァ?」 「勤務時間、もう終業。悪いけど帰るから。このあとやったって1ギルにもなんないし。 …次、また遊びましょ? かわいい王子様」 「…なんだったんだ、アイツ…?」 アラネア・ハイウィンド。 ニフルハイム帝国軍、空中機動師団の准将。赤い揚陸艇で各地を飛び回る、通称「傭兵隊長」。 魔導兵器の槍を利用した、竜騎士のような空中戦を得意とする。 *** 後日、王子一行とアラネアはスチリフの杜にて再会し、行動を共にすることに。 「君たちが『入隊希望者』で、『訓練』を受けに来た子たちだって? ルシスの王子一行でしょ?」 「…」 「…まあ、あたしは気ままな傭兵みたいなもんでね。それにあんたたちの『正体も知らない』 …もう準備できてんの? ここで何かやるんだろ? 監視ついでに手伝ってやるから。 中は手強いのばっかりだよ。さ、行くよ」 「…」 「…まぁ大変だろうけど、あんまり立場に縛られすぎんじゃないよ」 身長 1.67[meter] 体重 不明 最高ジャンプ高度 48[meter] 所属 ニフルハイム帝国軍 階級 空中機動師団准将 フルネーム アラネア・ハイウィンド イラストレーター ©2016 SQUARE ENIXIllust:イリヤ・クブシノブ CV. 沢城みゆき
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ネブラ 種族 海種 ジョブ マジシャン タイプ ミストドラゴン HP 550 ATK 110 DEF 80 PSY 80 コスト 60 召喚 なし 武装 なし 血晶武装 ダイイングプロテクト 称号 不明 お前さんは運がいい。あんな頼りない小舟でこの海域を渡って、無事で済んだんだからな。 わしらに出会わなければ、今頃どうなっていたか……。 それにしたってなんであんなところに……どこかで船が難破でもしたのかい? ……まぁいい、深くは詮索しないさ。 とにかく急いでこの海域を離れよう。なにせここは、“奴”の「王国」のすぐ近くだからな。 いや、「王国」なんて呼び名は相応しくないな。むしろ「劇場」か。 ろくでもない話だが、知ってるか? この海域で死んだ人間は、みーんな“お人形”になっちまうんだ。 朽ちず、滅びず、主の思うまま弄ばれ続ける、“お人形”さ。 何でそんなことになるかってぇと――“霧”だよ。 見えるだろ、だんだん濃くなってきたこの霧。 この異常に冷たい霧が死体に入り込むと、いつまで経っても腐らない。 そうして死体は波間を漂い、霧に翻弄され、くるくると踊る―― まるで生きてる人形みたいにな。 なんともたちの悪い人形劇さ。 ここらの船乗りの間じゃ、霧はこの海域に住む化け物が操ってるって話で通ってる。 そんでもし人形に見つかったら、そいつも海に引きずり込まれて人形に……ってな。 ああ、いや、すまんな。ビビらせるつもりじゃなかったんだ。 心配しなくてもいい。結局、誰もその化け物の姿を見たことがないってのがオチだしよ。 すぐにここを離れるし、安易に“お人形”に近付かなければ大丈夫―― って、そういやお前さん、さっきから一言も話さねぇが、どっか具合でも悪いのか? 血色も悪いし、よく見りゃ目もおかしな感じに濁って…… それこそまるで“お人形”みたいじゃないか。 全長 目撃者なし 重量 計測者なし 性質 獰猛かつ几帳面 好きなこと お人形遊び 宝もの お人形の王国 嫌いなこと 姿を見られること イラストレーター もりお
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桜に燈りし仄紅き花